実は…3年間で3万6000円分のチケットを全町民に配布している!


実際にチケットを使えるうどん店を訪ねました。


手打ちのモチモチとしたうどんに、店オリジナルの優しいつゆ。遠くからも客が訪れる人気の老舗うどん店も、1万円分チケットの効果に期待を寄せています。


手打ちうどん醍醐 吉尾幹人 代表

「大盤振る舞いですね。雪でやられているので、なんとか期待しています」

町民は

「とても助かります、生活費ですよね。食品・日用品に使いたいです」

「とてもうれしいです。何を買おうかなと楽しみにしています」

実は大山町は、これまでも新型コロナ対策などで町民限定のお得チケットを配布してきました。

今回で4回目となり、合計するとコロナ禍の3年間で3万6000円分のチケットを全町民に配っています。


大山町 竹口大紀 町長

「国の財源をうまく活用しながら町の財政の負担が大きくならないように、工夫しながら、応援チケットを出させていただいています。本来物価が高騰すると、例えば賃金の上昇等でカバーされるようなことになれば一番良いんですけど、なかなか今すぐに賃金が上がるという状況でもない。町民の皆さんの生活が少しでも楽になるようなそういう支援をしていきたいと思っています」

今回の事業費は1億6400万円で、国からおよそ2500万円の補助を受けるとのこと。住みやすい町づくりを続けることで、ゆくゆくは人口増加にもつながればと考えているということです。