8月も終わりだというのに松江などでは気温が38度を超え、各地で猛暑日となったきょうの山陰地方。今年の夏のこの暑さ、26日品質検査を迎えた島根の新米に大きな影響を与えました。
記者 八幡真和
「午後4時すぎても松江市はむせるような暑さです。きょうの松江は38度を超え、今年最も暑い日になりました」
38.1度と38度を超え、今年最も暑い1日となった松江市。
観光客
「どおりで歩いていて暑い。松江城まで日陰を探しながらよたよたと歩いて行きました。」
「すごく暑かった。汗もすごい出てきた。気温を聞いてやっぱりとおもったし、きょうは動くたびに汗が出た」
26日の山陰地方は広い範囲で高気圧に覆われ各地で気温が上昇し、島根県川本町で38.8と8月の観測史上最高を記録するなど、鳥取県側も含めて厳しい残暑となりました。
8月末になっても見えない秋の気配。この暑さが新米に大きな影響を与えそうです。
26日、松江市ではつきあかりやコシヒカリなど3品種、およそ1400袋を対象に新米の出来を評価する初検査が行われ、検査員がコメを袋から取り出し、水分量や色合い、割れがないかなどをチェックしていきました。
検査員
「白未熟ですね。高温の影響か、水が少なかったかわかりませんが、1等は少ないかな、そう思います」
今年は防除の甲斐もあり、イネカメムシの影響で黒い斑点ができたコメは少なかった一方、高温、渇水の影響か白く濁ったり、割れたコメなどが多く確認され、1等米の割合は低い結果となりました。
JAしまね 竹下克美 組合長
「まさしく断腸の思いでの概算金の決定となったところでございます。60キロあたり税込で1万6000円を設定させていただきます」
24日、JAしまねが発表した今年の概算金。民間の在庫量が膨らんでいることなどを理由に過去最高額となった去年と比べて4割ほど引き下げる苦渋の決断となりました。
肥料・燃料が高騰する中でのコメの品質低下による収入の減少は農家に大きな打撃を与えそうです。
JAしまね くにびき地区本部 中村隆 副本部長
「何よりも気持ちの面で、農家の皆さんの生産意欲を心配している。国、行政等に対しての備蓄米の取り扱いですとかを強く要請する中で、何か好条件が出る中で今後、追加金とか精算金の中で農家の方に少しでも還元できるような取り組みをJAとしても進めていかなければならないと考えている」
島根県の新品種で暑さに強いとされる「つぶきらり」の栽培が間もなく始まる予定ですが、今、コメ作りは大きな転換期を迎えています。















