大相撲初場所13日目の20日、倉吉市出身の落合が、幕下全勝優勝を決めました。次の春場所での新十両昇進へ大きく前進です。
今場所初土俵を踏んだばかりの落合は、同じく6勝負けなしの風賢央と対戦。突き落としで破り、見事、幕下全勝優勝を決めました。
落合は鳥取城北高校相撲部時代に2年連続で高校横綱のタイトルを獲得。卒業後の昨年9月には全日本実業団選手権を制し、付け出し資格を得て宮城野部屋に入門しました。
落合の母校、鳥取市の鳥取城北高校では恩師の石浦校長と父親の勝也さんが、テレビで取り組みを観戦しました。
父・落合勝也さん
「うれしいです。それしかないです。もう少しなれてくれば、もう少しいい相撲をとると思うが、いまの時点ではこれが最高の相撲と感じています。宮城野親方のような力士になってほしいと思います」
鳥取城北高校 石浦外喜義 校長
「中学から見ているが、大事な一番で彼負けたことがないんですよ、いままで。今回も7番(連勝)行くぞって言ったら、勝つんですよ。これは言うことないでしょう。立派だと思います。これから、鳥取県の星になってほしいですね」
取組後、「毎日、鳥取の方から応援メッセージをもらっていてすごく力になりました」と語った落合。
場所後開かれる番付編成会議で新十両に決まれば、デビュー1場所での十両昇進は
現行の制度になってから初めての快挙となり、関係者の期待も大きく膨らんでいます。