近藤さんによると、これまでに似たような台風の事例として、東北で甚大な被害をもたらした2016年の台風10号などがあるといいますが、今回の進路は、山陰地方にとってもこれまでにない危険性をはらんでいます。
国土交通省 気象防災アドバイザー 近藤豊さん
「通常の私たちがよく見る台風というのは、南からこういう形で入ってくる雨雲なので、山陰地方というのは四国山地、中国山地の裏側。『雨裏』とか『風裏』というんですけど、当たらない所に山陰地方は常に今までいた。ところが逆方向から入ってくると、北から入ってくる雨雲が日本海から形成される。
日本海の海水温というのは、地球温暖化によって非常に温度が高い。温度が高いということは、日本海の海水温によって雨雲が強化される。水蒸気が補強されるということは積乱雲の高さがどんどん高くなって、強い雨を降らす雨雲が山陰地方に入ってくる可能性がある」

12日の明け方には鳥取県西部や沿岸部を中心に、竜巻や突風、局地的な激しい雨が降るおそれがあります。
お盆の時期で、帰省や行楽など移動が増えるタイミングです。気象台の情報や交通機関の最新情報をチェックするようにしてください。















