新たな名物料理として期待がかかります。
鳥取県を代表する観光地の名前を冠したラーメンが開発され、試食会が行われました。
その観光地とは、もちろんここです。
キレイなブルーの皿に盛られた麺に、麺の上には砂地を見立ててふりかけられたエゴマが…その見た目からつけられたつけ麺の名前、その名も「鳥取砂丘ラーメン」です。
牛骨スープのつけだれで食べるその味は…
キャスター 小林健和
「麺がモチモチなんですよね。そして、あっさりとしながらもしっかりとしたコクのあるこの牛コツスープが麺とよく絡みます。見た目が砂丘ですからおいしさと見た目、一石二鳥で楽しめますね」
このラーメンは山陰両県でラーメン店を運営するアールデザインプロダクツが「鳥取県に新たな名物を!」と、鳥取県の補助金を活用して開発したもので、砂丘ラーメンの開発には東京都内で出張料理などを提供する元公邸料理人シェフが協力しました。
鳥取砂丘ラーメン開発協力 工藤英良シェフ
「上空から初めてみた砂丘のビジュアルが感動的で、一言『美しい』ブルーの海とそこにズドンという砂丘のコントラストにハートをぶちぬかれた」
さらに、この砂丘ラーメンはシェフの粋な計らいとして、見た目だけでなく、中身にもこだわっているというのです。
キャスター 小林健和
「『砂丘しかないだろ』と思われがちな鳥取県ですが、来てみたら様々な魅力が詰まっている。そんなテーマになぞらえてこちら麺の下には様々な具材が詰まっているんです」
麺を食べ進めると鳥取和牛や白ネギ、ねばりっこなどの鳥取県産食材が顔をのぞかせます!
13日には試食会が行われ、国際交流員らがその味を確かめました。
食べた人は
「鳥取の食材がたくさん使われていて見ていてもすごくカラフルで楽しめる」
「すごくスープの香りが印象に残っている。香港でつけ麺の文化がいま流行っていて、つけ麺専門店も何店もあるので、ここに食べに来てくれるんじゃないかと思う」
鳥取砂丘ラーメン開発協力 工藤英良シェフ
「麺を食べ終わったら最後宝物が出てくるようにいろいろな鳥取の食材の恵みが出てくる」
注目の「鳥取砂丘ラーメン」。4月から県内の「拉麺屋神楽」など12店舗で提供される予定です。