倉吉市の2つの小学校を統合してできる新しい小学校の名前を「至誠小」とする条例が市議会で廃止されたことを受け、仕切り直しとなる統合準備委員会が26日夜開かれ、新しい学校名に「打吹至誠小学校」を選定しました。
倉吉市の成徳小と灘手小を統合してでできる新しい小学校の名前は、市議会で条例が可決され一旦「至誠小」に決まりましたが、市議会の前の統合準備委員会で、市民からの応募が150件あった「打吹小」を抑えて応募1件の「至誠小」が選ばれたことなどを疑問視して、住民団体が4800に及ぶ署名を添えて条例廃止を直接請求し、倉吉市議会も22日に条例廃止を可決したため、学校名は白紙に戻りました。
16人が出席した26日夜の準備委員会では、両校区の委員がそれぞれ推して折り合いがつかなかった「至誠」と「打吹」を両方取り込んだ形で「打吹至誠小学校」が提案され、議論の結果この案が選定されました。
新しい学校名「打吹至誠小」は、1月中旬に開かれる臨時市議会に条例案として提案されます。