28日、島根県松江市で警察署の留置施設内の扉を前蹴りして破損させたとして、無職の男が逮捕されました。
器物損壊の疑いで逮捕されたのは、東京都新宿区の39歳の無職の男です。
松江警察署によると、11月14日の午後2時半ごろ、松江警察署内の留置所で、監視勤務員が「ドーン」という音を聞いたため現場に行ったところ、男が入っている居室の扉の金網部分が曲がり枠から外れていました。
男は「隣の被留置者が呼んでいるのに来ないから」と言っていたということです。
犯行について男は黙秘を続けており、警察は動機などの調べを進めています。
男は2022年9月から詐欺や窃盗の疑いなどで4回逮捕されており、今回が5回目の逮捕となります。