春から秋にかけて運転されるJR木次線の観光トロッコ列車、「奥出雲おろち号」。23日が今シーズンの最終日でした。


島根県奥出雲町の出雲八代駅では、地元の小学生およそ20人が車両をかたどった手作りのかぶり物で旗を振るなどして歓迎しました。

この地区では今年も月1回のペースで列車の歓迎を続けて来ました。

参加した小学生
「皆、最後に楽しく見送れたので良かったです。やって良かったなと思いました。」
「(乗客が)楽しそうだったんで、来年もまた見送ってあげたいなと思います。」

現在の車両は来シーズンで引退し、2024年春からは山陰線の観光列車「あめつち」が代わりに運転される予定ですが、運行ダイヤなどの検討が続いています。

木次線沿線では、おろち号が冬の運休期間に入るのと歩調を合わせるように紅葉が散り始めていて、3段スイッチバックを眺められる道の駅では、観光客たちが名残りの紅葉と列車に向けてシャッターを切っていました。