新しい交通手段、電動キックボードで山間部に点在する観光地を結ぶ実証実験が、鳥取県八頭町と若桜町でスタートすることになりました。
実証実験に使う電動キックボード「Route」。ナンバーのほか、ライトやウインカーなどが装備された原動機付自転車の扱いで、運転免許が必要です。
実証実験は鳥取市のワークプレイスが八頭・若桜両町や観光施設と連携して進め、Routeのスピードを20キロ以下に制御し、大自然を感じながら、若桜駅や大江ノ郷自然牧場といった観光地を巡る計画で、1回の利用あたり10キロ程度の走行を想定しています。
Workplays奥村隆史社長
「中山間地で電動キックボードが有効的な二次交通となり得るのかというところと、電動キックボード自体の安全性をこの実証実験の中で実証できたらなと考えています。」
11月23日の試乗会には、両町以外からも多くの関係者が集まり、乗り心地を確かめていました。ワークプレイスでは、今後もこうした試乗会を重ねて、実現を目指していくことにしています。