運転士はすぐに気付き閉じようとしましたが、すでに他のドアから乗客が降車し始めていたため、ドアを閉じることができず、そのまま、別のドアから乗客を降ろし、降車後にドアを閉じました。
降車した乗客28人と、ホームで待っていた客およそ40人に転落などの事故はなく、けが人もいませんでした。また、この影響による列車の遅延、運休もありませんでした。

原因は、運転士が列車の車両編成2両を1両編成と勘違いしたことによるものでした。
一畑電車では、乗客に迷惑と心配を掛けたと深くお詫びするとともに、運転士全員に再度指導を徹底し、停車位置の誤りを防止する措置を行うなど、再発防止に努めるとしています。