八幡真和 記者
「生産現場でのカメムシ対策。その決め手として欠かせないのがドローンです」

出雲市の農業法人「出雲あぐり村」では、イネカメムシ発生の注意喚起を受け、今年導入した大型ドローンを使って農薬散布をはじめました。

圃場は100ヘクタールあり、ひと月以上かけて、農薬を散布していきます。

出雲あぐり村 恩村尚樹 農場長
「イネカメムシが多いとなるとそれだけ防除の回数も増えてしまうが、いいものを作らないと、皆さんのところに良いお米を届けることができないので、そこは徹底しておこなっていきたい」

イネカメムシからコメを守り、よりよい秋の実りを迎えたい。米農家も、研究員も、同じ思いで暑い夏を乗り切ります。