他人の家に侵入し、現金12万円あまりを盗んだとして21日、会社員の男が出雲警察署に逮捕されました。
住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、島根県松江市に住む会社員の男(43)です。
調べによりますと男は19日午後8時頃から20日午前3時20分頃までの間、島根県出雲市内の民家に、鍵のかかっていない場所から侵入。
封筒に入っていた現金約11万5000円と3000円の入った香典袋2点、合計約12万1000円を盗んだ疑いが持たれています。
今年8月頃から島根県東部で、深夜に一般住宅を狙った侵入窃盗事件が相次いで発生していたため、警察が警戒を強化していて、この日も警戒に当たっていた警察官が、被害者の男性宅付近で不審な車両を発見。
見張っていたところ、午前3時20分頃、男が車で立ち去るところを確認しました。
翌日、聞き込み捜査で被害者の男性宅にあった現金が無くなっていることが分かり、目撃情報などから男の犯行が明らかになったとして逮捕に至りました。
警察の調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めています。
出雲警察署は余罪があるとみて詳しく調べています。