島根県出雲市のホテルが、コロナ禍で閉鎖した結婚式用のチャペルを現代美術作家のアートギャラリーに改装し、このほど披露しました。

松山智一さん
「日本の持っている四季感というんですかね、情緒感を込めた作品を創りたかったんです」

ニューウェルシティ出雲では、これまでも館内で美術作品を展示し、出雲の文化拠点としての魅力向上を進めています。

ニューヨーク在住の松山さんがこの場所のために制作したのは、仏教美術やキリスト教美術の要素を融合させた彫刻と絵画作品です。

松山智一さん
「文化は人の流れを作ることができるので、そうした導線作りにちょっとでも自分もご一緒出来るのであれば大変ありがたい」

ギャラリーをどういった形で公開するかは、まだ決まっていないということです。