連日猛暑が続きまとまった雨が降っていないことから、鳥取県は、28日、渇水等対策本部の初会合を開き、節水などを呼びかけました。
鳥取県 平井伸治 知事
「大変に暑い日が続いていて日照り続きとなりました。節水など心がけていただきたいと思いますし、集落でも協力しながら農業のお世話などにも配慮していただければ大変ありがたい」
鳥取県庁で開かれた会議には、国や県、気象台の担当者などが出席しました。
気象台によりますと、鳥取県では7月、まとまった雨が降っておらず、今後も晴れや曇りの日が続き高温が予想されるということです。
会議では、県内河川の渇水状況が説明され、日野川では7月18日から15パーセントの取水制限が行われているほか、ほかの河川でも農業用水の不足が見られるということです。
特にコメの収量や品質への影響が懸念されることから、県は今後、生育状況を把握し、渇水対策に必要な経費の支援なども検討するとしています。
また、現時点では、上水道などへの影響はありませんが、県民に対し、できる範囲での節水を呼びかけました。