大玉で甘いスイカができました。
鳥取すいかの今年の出来栄えを確認する査定会が、27日、鳥取県北栄町で開かれました。
鳥取県園芸試験場で行われた鳥取すいかの査定会には、大栄、倉吉、琴浦、泊の4地区から18玉のサンプルが持ち込まれました。
査定会では、今年は3月以降、低温の影響を受け生育が停滞気味だったものの、その後平均気温が高い日が続いた結果、前年並みのシャリ感のある甘いスイカに仕上がっていることなどが報告されました。
平均重量は去年を上回る9.02キロ。
その後、カットして糖度を測ると平均で12.2度と、例年通り上々の仕上がりとなっています。
これには試食した人も…。
試食した人
「甘いですよ。最高です。したたるくらいのみずみずしさ」
「最高に糖度の高いおいしいスイカに仕上がっている。シャリ感も抜群」
倉吉西瓜生産部会 岸本健志 会長
「いろんな売り方もあるし、いろんなところで売っているんだと思うけど、鳥取すいかというものを食べていただいて、そのおいしさや甘さを体感していただいて、次の産地がまた出てくるので、そういったところにバトンタッチができればと思う」
JA全農とっとりでは1万4400トンの出荷、38億8000万円の売り上げを目標にしていて、関西や関東などでも販売されます。