鳥取県立博物館 一澤圭 主幹学芸員
「例年5~6月にたくさん見られます。春先に卵からかえって、成虫になるまでは非常に小さい姿のダニで活動します。5~6月に成虫の姿が見られて、7月ごろには卵を産んで、親は死んでしまいます」

ダニということは、人を刺したり噛んだりすることがあるのでしょうか。
鳥取県立博物館 一澤圭 主幹学芸員
「主に花粉を食べているダニでして、人はもちろん動物の血を吸うことはありませんし、野菜とか作物に害を与えるということもないです。
注意することと言えば、洗濯物をベランダに干していたりすると、洗濯物にダニがついてしまって、それを気づかずにつぶしてしまったりすると、ダニの赤い体液が洗濯物についてしまって染みになってしまう。そういった可能性はあります」
人や動物に危害を加えない安心安全なダニですが、うっかりつぶしてしまうとダニの赤い体液によって、赤い染みがついてしまうため、その点は注意が必要だということです。
