島根は11月が「神在月」で全国から観光客
島根県松江市内で4つの飲食店を経営する門脇さん。
11月忘年会は、飲食店を支援する意図だと理解した上で、島根の11月は、そもそも「繁盛月」なのだと話します。
その理由が…

ブロックスインダストリー 門脇義明 社長
「実は11月は出雲大社の神在月(かみありづき)で、全国からすごい観光客が来られます」
「去年の11月もコロナ禍でもすごい観光客でしたし、11月は逆に繁盛月です。そこに忘年会をあてがわれるとバッティングもします」

11月は旧暦の10月で、出雲大社の神在月。
松江にも多くの観光客が訪れ、例年、飲食店も賑わうため、忘年会の予約が入っても、受け入れできない状況も予想されると言うのです。

ブロックスインダストリー 門脇義明 社長
「プレミアム飲食券、旅行者へのしまねっこクーポン売上比率も高いので、島根県には感謝しています」
「11月に忘年会が実施されるとお客さんの取りこぼしの懸念は、おそらくあると思います。観光客にとっても地元の人にとってもメリットがないですし、我々もお客さんに迷惑をかけることが出てくると思います」
11月の忘年会をめぐっては、同じ県内でも、地域などによって様々な事情があるようです。