日野彰紀 記者
「倉吉市の表玄関、JR倉吉駅は2階構造、当然階段があるわけですが・・・その階段は今こうなっています。ブリロの箱の装飾で一杯なんですね」

ステップの縦の面、蹴上の部分にだけ短冊状に切り分けたデザインを配置、下から全体を見上げるとブリロの箱が並んでいるように見えるステップアートです。
県立美術館をみんなに知ってもらおうと人通りの多い駅にこの装飾が施されました。

見た人
「すごいですね、びっくりしました」
「あそこにポスターが1枚あったのは気づいたんですよ、結構いいじゃないですか」
「あ、鳥取美術館、これで行ってみます」

色遣いといい、インパクト抜群のステップアート、県立美術館のオープンを強くアピールしています。

購入を巡る議論の行方は別として、ブリロの箱が話題の中心となっているのは確かなこと、県民の新しい美術館を象徴するアイコンとして、役割を果たし始めています。