鳥取地方検察庁は26日、24時間テレビに寄せられた寄付金と会社の金を着服し書類送検されていた日本海テレビジョン放送の元幹部社員の男を、業務上横領の罪で起訴しました。

業務上横領の罪で起訴されたのは、日本海テレビジョン放送の元幹部社員の男(55)です。

起訴状などによりますと、この元幹部社員は、2019年から2021年までの間に、普通預金口座に預けてある会社の資金を、インターネットバンキングを利用して自分の口座に振込送金したり、鳥取市内の銀行で払い戻しを受けたりするなどして、合計469万6538円を着服。また、2023年には、24時間テレビへの寄付金10万5000円を着服したとされています。

この事件は、2023年11月に発覚しました。
日本海テレビジョン放送は元幹部社員を懲戒解雇とし、警察に被害届を提出。調べに対しては、容疑を認めていたということで、2024年7月に書類送検されていました。