今のままでは雨の日に出陣できません。
鳥取県米子市を盛り上げようと結成された「米子城武者隊」が、異例の資金集めに乗り出します。
武者に必要な鎧をグレードアップするため、クラウドファンディングで寄付を募ります。


「日本最強の城、米子城!」
真剣な表情で演武を行うのは、1月に結成され、鳥取県米子市を盛り上げる活動を行う「米子城武者隊」です。

その武者たちが27日午後、記者会見を開き、ある支援を呼びかけました。
その理由を尋ねると…


小林健和キャスター
「これはこれは、全国民にお願いをかけるとは何事ございますか?」


米子城武者隊 侍大将
「うむ、われわれ米子城武者隊はご覧の通り甲冑が紙でできておる。この機会にクラウドファンディングで甲冑をそろえ、武者隊を強化していくのじゃ」


そう、武者隊を強化するためのクラウドファンディングです。
現在、鎧は4つしかなく、しかも紙でできているため、雨天時は出陣できません。

米子城武者隊 侍大将
「本来なら米子城跡で演武をしたかったのだが、紙なので濡れたら後が大変。しかも借り物。クラウドファンディングで、しっかりと活躍できる状況にしていきたいと思っておる」


クラウドファンディングの目標金額は150万円。10月10日から募集を始める予定です。