出雲縁結び空港とベトナムを結ぶ国際定期便の就航を目指す島根県は、12月4日から6日の日程でベトナムの旅行会社を招き、県内観光地の魅力をPRしました。
紅葉が見ごろとなった安来市の清水寺を訪れたのは、ベトナムの旅行会社の担当者ら。
ベトナムの旅行会社担当者
「ベトナムではない景色で、言葉にならないくらいきれいとしか言えない。秋を堪能できます」
島根県は去年12月、国営のベトナム航空などと覚書を締結し、国際定期便の就航に向け、チャーター便を運航するなど、準備を進めています。
また、出雲縁結び空港と中部国際空港セントレアや静岡空港を結ぶFDA路線を利用した旅行ツアーも来年1月から3月までに、15回ほど企画されていて、島根県の魅力をより知ってもらおうと今回、ベトナムの旅行会社を招きました。
島根県観光振興課国際観光推進室 谷口奈那さん
「島根県ではベトナムでの認知度向上や観光PRに力を入れていて、より多くのベトナムの方に、島根県に観光に訪れていただく機会が増えればと考えている」
今年5月に続き、来年3月には、ベトナム・ハノイと出雲を結ぶチャーター便も予定されていて、県では、様々な路線を活用しインバウンド需要の拡大を目指したいとしています。