パラ陸上・やり投げ 高橋峻也選手
「父親に言われた言葉で、健常者の10倍以上努力しろって言葉をかけられて、健常者と同じように父親が接してくれたのが本当にありがたいことで、その思いを胸に秘めてずっと健常者以上に頑張りました」

左手だけで甲子園の土を集めているのが当時の高橋選手です。

血の滲むような努力を一番近くで見てきた当時のチームメイトは…

高橋選手の元チームメイト
「僕3年間キャッチボール峻也としていたんですけど、峻也の場合、左手で取って右手で持ち変えて、また左手でボール握ってって普通時間がかかるところなんですけど、本当に遜色ないというか、何なら自分たちより早いんじゃないかというレベルでやっていたので、最初に驚いたところです」

「僕左バッターなんですけど、大体右手で持って左手は添えるだけというのがオーソドックスな考え方なんですけど、それを高橋は添えるだけの手で打ちにいっているので、なんであれでホームラン打てるのかは、正直僕も両手使える僕がホームラン打てないのに、彼はホームラン打てるので意味が分からないです」