鳥取を代表する味、二十世紀梨のシーズンです。24日、県内一の産地、湯梨浜町から初出荷されました。
「東郷梨」のブランドで知られる湯梨浜町は生産農家240戸の大産地で、収穫されたばかりの梨が選果場に運び込まれ、大きさや等級別に箱詰めされました。初出荷式では、JAや生産者の代表が挨拶した後、初荷を運ぶトラックのドライバーに花束が贈られました。今シーズンの露地ものの二十世紀梨は梅雨明け後の雨も幸いして甘さも玉太りも例年以上に仕上がりました。
JA鳥取中央東郷果実部 寺地政明部長
「いよいよ全国に発送できるときが来たなぁという喜びです。初めて食べられる方も新しい感動があると思いますので、飽きのこないナシだと思うので、たくさん食べて頂きたいと思います。」
式のあと、関係者に見送られ、梨を積んだトラックが出発。JAでは、今シーズン関東・関西・中四国の市場に12万ケースあまりを出荷し6億6000万円の販売を目指しています。