中部大学応用生物学部 堀部貴紀 准教授
「まず1つ目は、日本国内に自生しているリュウゼツランの個体数が増えていると思われる。リュウゼツランというのは昭和30年代ごろのサボテンブームの時に、日本にたくさん入ってきたようです。そして日本に入ってきたリュウゼツランの一部が、例えば庭先とかから屋外に流出して日本で繁殖をして増えているのではないかと思われる」
国内における個体数の増加。
加えて、近年の温暖化も要因の一つと考えられています。

中部大学応用生物学部 堀部貴紀 准教授
「リュウゼツランというのは暖かいところが好きな植物。そしてリュウゼツランは大きくなると花を咲かせるという性質がある。なので、平年よりも気温が高くなったことでリュウゼツランの生育にとって良い気候になって開花する個体が増えたのではないかと思う」
辰年に合わせるかのように相次ぎ咲き誇るリュウゼツラン。
一方でちょっと悲しい現実も…