「金具を持ってホースを延長しないといけないんですけど、金具をぶん投げてしまって、その分ホースがゆがんでしまって…」

悔しい気持ちをあらわにするのは、
本池泰生さん、20歳。

鳥取県消防学校 初任総合教育9期生 本池泰生さん
「兄と父が消防士で、活躍を小さい頃から見てきました。それで、絶対に自分は消防士になるんだという気持ちを持って、中学校高校と勉強してきて、専門学校に行って、この西部消防に入りました」

父、そして3つ上の兄も消防士という消防一家。
辛い訓練中には、憧れの父と兄のような立派な消防士になりたいと自分を奮い立たせているといいます。

鳥取県消防学校 初任総合教育9期生 本池泰生さん
「災害の時に、逃げる側でなくて助ける側なので、大災害のときには頼りになるんですけど、家からはいなくなって、現場に行って助けるという姿を見て、とてもかっこいいなと思いました。
父のような立派な消防士になりたいと考えています」

一方、冷静な面持ちで大会に臨んでいたのは、山根樹也(みきや)さん、24歳。
実は彼…