HAPPY SWEETS FACTORY 吉岡徹さん
「親父と洸は感覚タイプなんです。感覚で『これくらいの水の量』『この前はもうちょっと多かったじゃん』『それは冬だったけん』みたいな。今思えば分かるんですよ、季節や厨房内の湿度や気温によっても変わるんで。でも数値にしたいんですよ、俺は。データ残さんと不安なんですよ」
それぞれ違うアプローチで菓子作りをしていますが、互いにその実力は認め合っています。

そのきっかけとなったのが、今から9年ほどの前こと。
吉岡製菓の大規模なリニューアルです。
テナントとして入っていたスーパーが閉店したことで新しい店を立ち上げることを決断。
県外で修業していた徹さんも戻り、兄弟2人で新店舗に勝負をかけまし
ほとんど寝る時間もなく、働きづめでしたが…
弟・吉岡洸さん
「やっぱりチームがいないとキツイんですよね、1人じゃ止まっちゃうこともあるんで」
兄・吉岡徹さん
「自分が洋菓子店わたってきて、家族より一緒にいるんですよパティシエ同士。洸とも一緒ですけど、そういうやつらって信頼できるんですよ、任せられる。」
家族一丸となって一緒に店を盛り上げてきた徹さん。
なぜ吉岡製菓を離れて独立する道を選んだのでしょうか?















