▽「爪噛み症」子どもによくみられるのはなぜ?やめさせるべき?

続いて、小児科医に話を聞きました。


小児科医・新生児科医 今西洋介さん
「爪噛みは、いわゆる『代償行為』なんです。ストレスや不安を感じたときの代償行為として爪を噛むんですよね。

原因が社会性の未熟さってよく言われていて、つまり、社会的に自分でモノが言えないから、爪を噛むとか代償行為を引き起こしてしまう。

代償行為としては、ほかにも指をしゃぶったりとか、あるいは性器触ったりとかが子どもにはよくあるんですけど、これらは成長するとともに、減っていきます」

今西医師は、子どもの爪噛みは強制的にやめさせる必要はないとした上で、子どものストレスの原因を探ってあげることが重要だと話します。