牛の繫殖農家 奧山俊二さん
「60万くらいいってほしいけど、なかなかそこにはいかんと思いますんで…」

エサ代の高騰などを理由に、全国的に子牛の価格は安値傾向に。
ちょっぴり弱気な奧山さんですが、いよいよ競りが始まりました。

「38万円からいきまーす!38万!」
奥山さん
「上がれ、上がれ、上がれ、上がれ…」

数字はどんどん上がり、目標の60万を見事突破!
「葉月」の最終落札額は61万2000円、これには奧山さんもほっとした表情です。

牛の繫殖農家 奧山俊二さん
「僕としては、今日の相場からすれば、“ありがとうございました”、ですね」

ほか2頭もまずまずの結果となり、それぞれ県内外の肥育農家へ無事買い取られていきました。

退職後のセカンドライフで「牛を山で放牧する」という夢を叶えた奥山さん。
しかし、ちょっぴり困った問題も抱えています。