鳥取県では3日、新たに814人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、過去2番目の数となりました。
鳥取県 平井伸治知事
「新型コロナ特別警報を県西部に発令します。踏み留まれるようお願いしたい」
そして、鳥取県は4日、県内全市町村と結んで対策本部を開き、病床使用率が50%を超えた県西部に、県版コロナ警報の「特別警報」を発令しました。
事業所には、分散・交代勤務やテレワークの活用を呼びかけ、各種イベントも延期を含めた検討を求めています。
県内の直近のスクリーニング検査では、オミクロン株の「BA.5」の疑いが92%に達していますが、さらに感染力の強い「BA.2.75」についても、速やかに検出できるよう、重点的に検査を進めることにしました。
また、国から配布される抗原検査キットについて、かかりつけ医を受診して感染が確認された場合に、薬とともに検査キットを配り、濃厚接触者となる同居家族の検査に使用してもらう「家族みんなで健康システム」を8月中旬にも始める考えです。