鳥取県西部での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、業務が逼迫している米子保健所では、濃厚接触者である同居人に対する検査案内の方法を、7月28日から変更しました。


これまでは、保健所が検査場所や日時などを調整し直接電話をしていましたが、陽性者自身が同居人に対し検査の申し込み方法を伝えるというやり方に変更しました。

しかし、学校や高齢者施設といった集団感染が起こりやすい場所での接触があった場合は従来通りです。

米子保健所 医薬・感染症対策課 川上朋子係長
「基本的に濃厚接触者の方は症状がなければ急いで検査を受ける必要がありません。この5日間症状が全くなければ検査を受けずに、陰性の確認をせずに解除ということができます」

一方、濃厚接触者に症状が出た場合、これまでは接触者等相談センターへ連絡していましたが、かかりつけ医へ電話で相談するよう変更しました。

米子保健所 医薬・感染症対策課 川上朋子係長
「医療現場もとても逼迫している状況で医療機関を受診されるときにも必ず事前に電話で、医療機関の指示に従って受診していただきたい」