22日鳥取県岩美町は、新型コロナウイルスのワクチン接種について、本来接種すべきより少ない量を接種したと発表しました。
接種を受けたのは80代の女性で、岩美病院が19日に行った訪問診療時に誤接種がありました。
接種後に事務員が問診票をチェックしていた際、接種量の違いに気づいたということです。
いまのところ、接種を受けた人に健康被害はないということです。
接種を受けた人は、今回がモデルナ社製の1回目接種で、本来0.50mlのところを、半分の0.25mlの接種を受けました。
モデルナ社製については、3回目と4回目の接種量が0.25mlで、医師の接種回数の確認不足が原因だとしています。
今回の誤接種について岩美町は「改めて接種手順の確認と何重ものチェックを徹底していただきたい」とコメントしています。