19日の大雨、さらには今年の猛暑は、農家を苦しめ続けています。
鳥取県大山町の畑では、キャベツが出荷できない状態に…その数、およそ20万個、被害総額は2000万円にのぼります。
しかし、農家は前を向いています。
鳥取県大山町の「もちだファーム」。
キャスター 小崎純佳
「私が今歩いているこの道、もともとは全てキャベツが植わっていたといいます」
キャベツ畑では、19日の大雨により、キャベツや土が流される被害が出ていました。
大雨に加えて、農家を悩ましているのは、猛暑です。
もちだファーム 持田功一さん
「とにかくキャベツが腐れやすい。それが一番怖いです。結構地面が蒸されて、腐れやすい状況になっている」
猛暑と大雨により、今シーズンは合計20万個のキャベツが出荷できない状態になってしまったといいます。被害総額は約2000万円です。
もちだファーム 持田功一さん
「大変厳しいですが、ほかの作物もあるので、そちらで頑張っていけたらと思います」
ほかの作物とは…
記者 土江諒
「抜群に甘いです!こうしたなか、こちらの農園では被害が少なかった、とうもろこしに期待を込めています」
19日の大雨でトウモロコシも一部倒れる被害がありましたが、大半が持ちこたえてくれたといいます。
もちだファーム 持田功一さん
「標高が高く寒暖差があるので、土も黒ぼくで、スイートコーンも甘みがのってジューシーなものができているので、満足してもらえるんじゃないかと思っています」
「もちだファーム」で行っているトウモロコシの収穫体験は8月下旬まで続く見込み。
自慢のトウモロコシで挽回を図ります。