高齢者、障害のある人、引きこもりの人…様々な立場の人が仕事を通じて支え合う
そんな場所が長岡市の栃尾地域にあります。
設立から12年。地域に根付いた「支え合いのコミュニティー」を取材しました。
長岡市の中心部から車でおよそ30分ほどの栃尾地域の一之貝集落。
その人口237人の集落に建つ一軒のオレンジ色の民宿『UNEHAUS(ウネハウス)』が今回の舞台です。

午前9時過ぎ、台所から小気味よい音が聞こえてきました。
ウネハウスでは毎日、地域住民と一緒にお昼ごはんを楽しむ「うねごはん」が開かれています。
腕を振るうのは地域のおかあさんたち。
その一人、中野ケイ子さんは活動が始まった12年前から参加しています。
【中野ケイ子さん】
「人としゃべりたいから残ってるのかな。最初はちょうど夫も亡くなった頃…それでここに来るようになった」
運営するのはNPO法人『UNE』。
「ユニバーサル・農園芸・えちご」の頭文字をとったもので、代表の家老洋さんが2011年に立ち上げました。
【家老洋代表】
「居場所づくりであり、仕事づくりというのをモットーとしています」










