新潟県が10日に発表した『感染症情報』によりますと、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の定点当たりの報告数が、前の週と比べて1.01倍に増えていたことが分かりました。

10日に発表された新潟県内の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の1医療機関あたりの患者数は、全県で18.71でした。
これは前の週の18.51と比べて1.01倍で、報告された患者実数は1609人です。

新潟県内患者数の増加傾向が続いているといえます。

入院者数は180~260人程度で先週より増加し、病床使用率も22%程度と20%を超えました。

また、重症者は7月31日~8月4日の間に1~3人の報告があったということです。
中等症の患者も25~40人程度に増えています。

新潟県は、発熱や咳などの症状がある場合は外出を控えるほか、手洗いなどの基本的な感染対策の徹底を引続き呼び掛けています。

新型コロナウイルス新規感染者数については、5月7日までは『全数把握でしたが、5類移行後は、インフルエンザと同様にあらかじめ指定された医療機関からの報告に基づく『定点把握になっています。