新潟市西区出身のドラフト1位ルーキー・東北楽天ゴールデンイーグルスの荘司康誠投手が28日、5度目の先発登板に臨み、100球を超える力投をみせました!

29日の北海道日本ハム戦。両親も見守る中、初勝利をかけてマウンドにあがった荘司投手。2回にソロホームランを浴びるなど4回まで2点を失いますが、5回以降はひとりのランナーもださず堂々のピッチングをみせます。

圧巻は9回でした。先頭の2番・福田。続く3番・松本を三振に仕留めると、4番・野村にはこの日最速152キロのストレートを投げ、最後はスプリットで三振に。この様子に母親の裕子さんは思わず涙…

これまでで最多・最長の9回114球を投げ、2失点・7奪三振。
試合は延長にもつれこみ、12回で楽天がサヨナラ勝ち。荘司投手の初勝利はまたもお預けとなったものの、ヒーローインタビューに選ばれ、初のお立ち台に上がりました。

【東北楽天ゴールデンイーグルス 荘司康誠投手】
「特に9回は、みなさんの声援のおかげで自分の持っている力以上のものが出たと思うので良い流れでこれからもやっていきたいと思います。引き続き、応援よろしくお願いします」

【荘司投手の父・聡さん】
「ほんと、感激しましたね。初めてあんな感覚でしたね。ほんと鳥肌立ちまくりでした」

【母・裕子さん】
「息子のピッチングを見られただけで、初勝利とはならなっかたんですけども、それ以上のものをいただいたなあ」