女子サッカー・WEリーグのアルビレックス新潟レディースは29日、DF羽座妃粋(はざ・ひすい)選手(27)が今季限りで現役引退すると発表しました。
羽座選手は兵庫県出身。スペインのAEMレリダや、INAC神戸レオネッサなどでプレーしたのち、今季からアルビレックス新潟レディースに加入。今季はセンターバックとしてリーグ戦15試合、皇后杯3試合に出場していました。
羽座選手はクラブを通じてコメントを発表しました。
「1年間という短い間でしたが、とても熱く、共に戦ってくれ、どんな時も応援してくれる人達がいる、この新潟という地でプレーできて、とても幸せです。今シーズンは中々勝てず、リーグ戦9試合勝利なし、新戦力として入団したにも関わらず、戦力になれず、副キャプテンとしてチームをまとめることもできず、とても苦しく、悔しい思いをしました。なんとか、チームを立て直すために全力を尽くしましたが、思うような結果が出ず、ファン・サポーター、スポンサー企業の皆様には本当に申し訳なく思っています。
しかし、私自身前十字靭帯断裂、半月板損傷の怪我からこのチームで復帰し、ピッチに立てたことで、支えてくれたトレーナーや病院の先生方、支えてくれた多くの方々に少しでも感謝の気持ちを表せたのではないかと思っています。
サッカー人生はここで終止符を打ちますが、私の人生、まだまだ通過点です。これからも、更なる成長を目指し、自分らしく歩んでいきます。ラスト1試合、全ての想いを胸に全力で戦います」などとコメントしています。
羽座選手の現役最終戦は6月10日(土) ホーム・新潟市陸上競技場での、日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦の予定です。










