災害時でも、デザートは大切。
甘いものが心を落ち着かせてくれることもありそうです。

カンタン『紙コッププリン』

紙コップに、卵・牛乳・砂糖を順番に入れて、しっかりと混ぜます。

【中越市民防災安全士会 副会長 石黒みち子さん】
「なるべく泡が出ないように、匙を底につけたまま回します」

これだけで生地が完成
あとは固めるだけです。

【中越市民防災安全士会 副会長 石黒みち子さん】
「すこし弱火で沸騰しない程度に熱くしながら10分ぐらいお鍋の中に入れます」

カンタン『防災食』が完成しました!
カレーライスを食べてみると…

【記者リポート】
「飯はふっくらしていて、ジャガイモもしっかり中まで火が通っていて、ほくほくでおいしいです。具材を大きくしてあるので食べ応えもあり、災害時には腹持ちがいいと思います」

プリンには、インスタントコーヒーに砂糖を溶かしたものがカラメルソースの代わりに使えるそうです。

『ポリ袋調理』には、一人分が作りやすい・調味料が少ない・時短・水の節約・ゴミが少ないなどのメリットがあります。
また「ポリ袋カレー」の作り方を応用すれば、“ポトフ”や“シチュー”なども作ることができます。

【中越市民防災安全士会 副会長 石黒みち子さん】
「手間暇かけて作る料理は“とっさの食事”にはならない。どれだけ簡単に、近くの備蓄品で、どう作るか。工夫が大事

レシピのアレンジは無限大。
そして、災害時には「想像力が必要」とのことですので、普段から、ご家庭にあるもので何ができるのか考えてみてはいかがでしょうか?

お休みの日などで実際に『ポリ袋調理』をやってみて、イザという災害時に備えましょう。

ポリ袋調理注意点)袋の素材は高密度ポリエチレン製などで、耐熱温度が110℃以上、厚さが0・01mm以上のものを使う。耐熱温度の記載がない商品もあるが、「湯煎やボイルが可能」を使用しましょう。また、調理の前に、鍋の底に耐熱性の皿や金網を沈め、ポリ袋が直接鍋に触れて熱で溶けないようにしておく。