新潟市内の多くの中学校で3日、卒業式が行われました。マスクの着用は「個人の判断」となった晴れ舞台。着ける派も、着けない派もそれぞれの思いがありました。

【記者リポート】「卒業式では、マスクを着ける着けないはそれぞれ自分たちで決めていいと先生から言われている卒業生たちは、どう判断するのでしょうか…?」

新潟市西区の内野中学校です。保護者が学校の行事に参加できたのは、入学式以来。支えてくれた家族に見守られ、238人が旅立ちの日を迎えました。

【卒業生代表 渡部悠太さん】「中学校生活3年間は新型コロナウイルスとの戦いでもありました」

今年の卒業生は、3年間ずっと、マスクをつけて学校生活を送ってきましたが、文科省からの「個人の判断に委ねる」という通知を受けて、卒業式では外してもよいことに…。

ただ、ほとんどの生徒がマスクを着けていました。

【卒業生】「受験前だからマスクとかしていなきゃなので。(Q 受験がなかったら?)めっちゃ外したいです」

【卒業生】「マスクした生活の方が長かったので、そっちの方が落ち着く、(マスクが)ある方が、普通になっているので」

一方、マスクを外した生徒は…

【卒業生】「受け取るときは外していましたけれど、そのほかは全部つけていました」

【卒業生】「最後なので、みんなに顔見せて終わろうかなって。

(Q お友達の顔は見られた?)見られました。可愛かったです。かっこよかったです。(Q かっこいいじゃんっていう人も?)いました」