パリ五輪の代表選考レース・MGC(=マラソン・グランド・チャンピオンシップ)の出場権などをかけた大阪マラソンが26日に行われました。
十日町市出身で、2021年の東京五輪マラソン代表・服部勇馬選手(29・トヨタ自動車)は2時間9分47秒で、この大会ではMGC出場権を逃しました。
国内のトップランナーが集結する大阪マラソンは、26日午前9時15分に大阪城のすぐそばからスタート。
序盤、先頭は大きな集団をつくりますが、30キロ地点でペースメーカーが外れるとレースが動きます。ペースアップした海外招待選手に日本人選手はついていくことができません。服部選手は35キロ付近で集団から離されます。
優勝はH.キロス選手(エチオピア)。
日本選手のトップは西山和弥選手(トヨタ自動車)で、初マラソンの日本最高記録2時間6分45秒をマークし、6位に入りました。
また、妙高市出身の畔上和弥選手(26・トヨタ自動車)は、2レースの平均タイムが
2時間10分を下回ったため、ワイルドカードでMGCの出場権を獲得しました。