約5000年前の縄文時代に生まれた火焔型土器など、その文化や歴史を知ってもらう講演会が新潟市で開かれました。

十日町市の笹山遺跡から出た火焔型土器は国内で初めて国宝に指定されました。新潟市で開かれた講演会はこうした新潟県には馴染みがある火焔型土器の魅力などを広く知ってもらおうと、新潟市や三条市など6つの自治体でつくる協議会が企画しました。

【世界遺産ストーンヘンジ ヘザー・セビア管理官】
「世界遺産のストーンヘンジは火焔型土器と少し似ている形で、先史時代のアイコンの一つでした」

また、火焔型土器と同じ時期につくられたとされるイギリスの世界遺産ストーンヘンジの関係者も登壇。先史時代の建築手法や遺跡の長期的な保全方法などが語られるなど、日本とヨーロッパ文化の交流が深められていました。
