生物資源を活用し産業振興を図ろうと、長岡市で“バイオエコノミー”のシンポジウムが開かれ、活発な議論が交わされました。

長岡市では、長岡技術科学大学を始めとする教育・研究機関など産官学が一体となって連携し、地域資源を生かした循環型社会の実現を目指しています。

22日のシンポジウムでは、米を研いだあとの排水を使った微生物培養や微生物の力を生かしたたい肥など、様々な事例が紹介され、バイオテクノロジーを活用して長岡市の今後の産業振興をどう描いていくか、議論が交わされました。

【インディージャパン 津嶋辰郎さん】「どれくらい未来の世代にワクワクするテーマとなる仕事を提供できるか。それがこの長岡として生み出す未来の売り上げ、事業成長につながる出口を描いて、それに向かって進むことが重要」

シンポジウムには、オンラインも含めて300人以上の人が参加し、熱心に耳を傾けていました。