冬型の気圧配置の影響で、新潟県内では山沿いを中心に雪が降りました。大雪の峠は超えましたが、引き続き、風雪や高波、落雷に注意が必要です。

21日午前9時半の長岡市です。吹雪の中、傘をさして歩く人が見られ、視界が悪くなる時間帯もありました。

冬型の気圧配置の影響で山沿いを中心にまとまった雪が降り、21日午前11時現在の積雪は、魚沼市守門で2メートル34センチ、津南町で2メートル15センチ、上越市安塚と妙高市関山で1メートル36センチとなっています。

【街の人は】「まだ冬だなって。早く春になって、あたたかくなってほしい」

【街の人は】「(警報級と言われていたが)予想よりも降らなかった、平年通りじゃないかな。もう春だよ!」

県内では大雪の峠は超えましたが、山沿いを中心に雪が続く見込みです。

22日朝までの24時間に降る雪の量は、上越と中越の山沿いで40センチ、下越の山沿いで30センチと予想されています。

新潟地方気象台は県内全域で風雪や高波、落雷に、また中越と上越では大雪や電線などへの着雪に注意するよう呼びかけています。