20日に開会した新潟市議会の2月定例会では、新たに“タブレット”が全議員に配布されました。これまで紙の配布を配布してきた議事進行のスタイルが変わることになります。


2月新潟市議会の初日には、中原八一市長が総額3977億円の「新年度当初予算案」について議会に説明しました。

【新潟市 中原八一市長】「これからの新潟の、10年先20年先を見据えたまちづくりによって、市民のみなさまと一緒になって明るい未来を切り開いていきます」

あわせて今議会では、今年度の補正予算案も審議されます。
大幅な不足が見込まれる除雪・排雪の費用を増額するほか、保育施設のバスで子どもが置き去りにされた事故を受け、機器などを導入する国の事業を新潟市でも実施することが提案されました。

さらに、今月の議会からは、市議全員にタブレットが配布されることになりました。

【記者リポート】「新潟市議会ではこれまで、こうした紙の資料を配布して議論してきましたが、2月議会からは市議全員にタブレットが配布されました。徐々に紙の使用量を減らしていくということです」

議会事務局によりますと、今議会からのタブレット配布で、コスト削減やオンライン会議での活用が期待されるということです。

2月の新潟市議会の会期は3月24日まで予定されています。