多くの困難を乗り越えて通水した大河津分水にあやかり、受験生を応援する“お守り”が新潟県燕市と長岡市で配られています。その名も「合格通水石(ごうかくつうすいぜき)」です。

燕市にある「信濃川大河津資料館」。14日から配られているのが、袋に「通(とおる)」の文字!その名も「合格通水石(つうすいぜき)」です。

2022年に“通水100年”を迎えた大河津分水。改修工事に伴って撤去された治水の要=床固(とこがため)の石を、受験生たちに特別な“お守り”として配ることにしたのです。

「諦めなければ意思は通ずる」!
長年、地域を水害から守ってきた石には、受験生の背中を押すエールが込められています。

【もらった人(孫が受験生)】「通水の石をもらって、孫たちにも自分たちの将来が思うように“通って”ほしい」

「合格通水石(ぜき)」は限定100袋。
燕市の「信濃川大河津資料館」と、長岡市の「にとこみえ~る館」で配られています。