新潟空港にほとんど使われていない滑走路があるのをご存じでしょうか?
この滑走路を廃止しショッピングモールを誘致するという案が挙がっています。
新潟空港の“あまり使われない滑走路”
新潟の空の玄関口、新潟空港です。
【記者リポート】「新潟空港の滑走路って、海岸線と平行に伸びるこの長い滑走路ですよね、でもよく見るとその滑走路にクロスする滑走路があります。ここを飛行機飛び立つ様子って見ないですよね」

その滑走路は「A滑走路」と呼ばれています。
全長はおよそ1300メートル。メインとなる「B滑走路」のおよそ半分と距離が短いため現在は、海上保安庁の中型機が1年に多くて30回ほど使うだけです。

「A滑走路」の南エリアにはビッグスワンスタジアムが2つ入るほどの広大な敷地が!

【新潟空港将来ビジョン検討協議会 加藤一誠 座長】「新潟空港も春を迎えるべく、この検討協議会をやっておりますので、必ず春は来ると信じて」

この「A滑走路」と広大なスペースは新潟空港の将来ビジョンを話し合う検討協議会で議題に上がりました。
その中で県は、新潟空港の赤字改善策の一つの案として「A滑走路」の廃止を提言する方針を示したのです。