最強寒波の影響で、新潟県内は26日も雪が降り続きました。

三条市では踏切内でトラックが雪にタイヤを取られて動けなくなり、特急列車と接触する事故がありました。けが人はいません。

事故があったのは、三条市牛ケ島にあるJR信越線の踏切です。

警察などによりますと、26日の正午過ぎ、雪のために踏切内で動けなくなっていたトラックに、長岡駅から新潟駅に向かっていた4両編成の特急列車「しらゆき3号」が接触しました。乗客2人と乗務員2人にけがはありませんでした。
トラックを運転していた40代の男性も避難していて無事でした。

男性は踏切の非常ボタンを押していましたが間に合わず、トラックの前方部分が特急列車と接触したということです。

JRによりますと、この事故で特急は緊急停止しましたが、乗客2人にはタクシーに乗り換えてもらい、列車は通常運行に戻ったということです。

JR信越線は、東三条~新津間の上下線で一時運転を見合わせました。