工作船が示すリアルな脅威

またその工作船という話を先ほど申し上げましたけれども、拉致した工作船ではおそらくないと思うんですが、神奈川県の横浜にですね、海沿いにみなとみらいというエリアがあって、そこの海沿いに海上保安庁の施設があります。

その施設の中に、北朝鮮の工作船が展示されているわけです。

この船は2001年の12月、たかだか20数年前の話ですよ。

2001年の12月に九州南西海域で海上保安庁の船とこの船が銃撃戦が発生してしまったんですね。

海上保安庁の船もものすごく大きな被害があったわけです。

この船を追っかけていた時に、自分たちはもう逃げ切れないと思って自沈、自ら沈んだ船を後日、日本政府が引き上げた船がここに展示されてるわけです。

この船のお尻ですね、これは観音開きになって、その観音開きの扉を取った状態なんですが、ここに船が格納されているんです。

その船をこうした状態で飾ってあるわけなんですけども。

こうした小型船と一緒に、ゴムボート、ロケットランチャー、手榴弾、機関銃、無線機、こうしたものが飾ってあるんです。

私たちは普段平和だと思って、実際平和な日本だと思いますが、平和ボケの中で暮らしているのではないかということを、このリアルなものを見て改めて現実は何かということを知って欲しいなと思っています。

数十年前じゃないですか。たかだか20数年前にこうしたものが日本近海を動き回って、もしかしたらこれは偽札とか麻薬を密輸していったのかもしれません。

もしくは本当に拉致をした船だったかもしれません。

こうしたことをリアルを見ることによって、例えば子供たちと一緒に見てもらうことで、拉致事件・人権問題と合わせて、私たちが向き合っている北朝鮮とは一体どんな国なのかということをぜひ理解を深めていただければありがたいなと思っています。