実は新潟市内では、過去にも大規模な浸水被害が発生しています。

これは1998年8月の映像です。新潟市で24時間降水量が265ミリ、1時間最大降水量が97ミリに達しいたるところで道路が冠水しました。

一方、きのうは24時間降水量は109ミリ、1時間最大降水量が36ミリで1998年の記録の半分以下。それなのに、なぜこれほど冠水したのでしょうか?
【新潟市 下水道計画課 佐藤公康 課長】
「新潟市で管理している雨水ポンプ場の雨量計ですと多い所ですと、1時間あたり70ミリの雨を観測していまして、下水道施設の処理能力を超えてしまったと」

市の観測では70ミリを超え、降り始めから降り終わるまでの総雨量は240ミリを超えていたということです。

【新潟市 下水道計画課 佐藤公康 課長】
「気象台の方で持っている観測所と私どもが管理している雨水ポンプ場は、場所も違ってますので、今回の雨雲の通る位置によってやっぱりデータに乖離があったのかなというふうに捉えてます」
市によりますと、市内の下水処理能力は、1時間あたり最大50ミリで地域によっては30ミリやそれ以下の場所もあるということです。

【新潟市 下水道計画課 佐藤公康 課長】
「そんな中で1時間あたりに、70ミリですとか、こういった雨が降られますと、そういったところの能力では、処理しきれないということになりますので、低平地である道路上にですね、どうしても出てきてしまうといったようなのが実情だと」
大雨に対応するため、市では新潟駅周辺や東区などで1時間およそ50ミリの雨に対応できる雨水対策施設の整備を進めているとしています。











