新潟県 糸魚川市の中学校で2022年、学習用タブレットの紛失を発端に、何者かが性的な画像などを送り、合わせて19人の生徒が被害にあったことが分かりました。市の教育委員会はいじめの重大事態と認定し30日、生徒や保護者に謝罪しました。
30日、糸魚川市役所で行われたいじめ事案に対する謝罪の会には当時被害にあった5人の生徒や保護者などが出席しました。

【糸魚川市教育委員会 靏本修一 教育長】「ご迷惑を長い間にわたっておかけしましたことを本当に申し訳ございませんでした」

この事案は2022年12月と2023年1月に糸魚川市内の中学校で生徒の学習用タブレットがそれぞれ一台ずつ紛失。

その後、何者かが複数の生徒にSNSを介して性的な画像やメッセージを送り、合わせて19人の生徒が被害を受けたということです。

このうち1人が体調を崩し、市はいじめの「重大事態」と判断。

送られてきた画像は紛失したタブレットに入っていた生徒の画像を悪用したものとみられていますが、調査の結果、画像やメッセージの送信経路や加害者の特定には至っていません。
市教委は1回目のタブレットの紛失時に盗難の疑いがあるとして、警察に被害届を出すべきだったと初動の誤りを認めました。
【糸魚川市教育委員会 靏本修一 教育長】「タブレット紛失時の初動の対応や最悪の事態を想定した危機管理の甘さがあったことを再度総括し、重ねて謝罪をさせていただきます」

会は冒頭以外、非公開で行われ一部の生徒からは、「教育長の真の謝罪の意味が伝わってこなかった」という意見もあがったということです。

【糸魚川市教育委員会 靏本修一 教育長】「時間が経っていても、自分たちが苦しんでいるんだということを、加害者にも伝えたいという気持ちを持っていることは、私は十分に子どもたちとのやり取りの中で感じました」
市教委は今後、初期対応を迅速に行えるよう組織体制の見直しなどを検討していくとしています。











