大雪への備えで、新潟県長岡市のスーパーでは、大雪の中で停電しても外出せずに乗り切れるようにと、食料や“ろうそく”などを買いだめする人の姿が見られました。

長岡市川口地域にあるスーパー、『安田屋(あんたや)』には、貴重な晴れ間を利用して次々と買い物客が訪れていました。

【安田屋 山森瑞江専務】
「特売でもないのに、半日にかなり減るというのは珍しい…」

あわただしく品出しに追われていました。

【記者リポート】
「けさ、『通常の3倍』仕入れたというこちらのパン類、開店から4時間たってすでに商品の棚はガランとしています」

先日の大雪の影響で物流が滞り、商品の到着に2日ほどの遅れが生じていると言います。ハム・ウインナー・生麺など、一部の商品は今もまだ入ってきていないそうです。

【買い物に来た人】
「すごく降るっていうから、そのときには外に出なくていいようにと思って買い物に来ました」

「買いだめです!購入品はろうそくとか…。魚を食べて、栄養をつけて、冬眠ですから」

中越地方で大雪が予想されるこの“クリスマス寒波”に、店の一番の気がかりは…

【安田屋 山森瑞江専務】
「クリスマスイブでケーキのご注文もかなりいただいているので、まずケーキが届くかなというのがすごく心配。この地域に一軒しかないスーパーなので、休むわけにはいかない」

大荒れのクリスマスに備え、店も客も準備を進めています。